つくるしごと
少しでも早く良いものを…という価値観でずっとやってきて
時間に追われ、精度にこだわりやってきた
鬱になり、コロナになり、
ゆっくりと作るということの価値や、あえて車輪の再発見をするということの豊かさに気付かされつつある。
そしてその豊かさの中に、やはり精度が、良いものが宿る気がしている。
と同時に、
今ある課題に真摯にとりくむこと
求められていることに耳を傾けること
つまり「今ここで、目の前にいる人間と真摯に向き合っていくしかない」という気持ちでデザインを続けていくことの難しさも感じている。
ただただ強い言葉を大きな声で言える人や、
チートができる人、「あれ俺詐欺」ができる人間ばかりがのしあがっていっている気がしてならない。
いいものを作りたい人間と、権力を得たい人間の差なのか。
私は食い物にされたくない。